clusterのワールドを作るために最低限必要な要素について紹介します。
まずは何も考えずに、なんとなくそういうものなんだな〜というくらいで読んでみましょう!次のステップでちゃんと作れます👍✨
ワールドを構成する要素
Scene内には以下の3つのコンポーネントが必要です。

必要な要素
- SpawnPoint(プレイヤーの出現ポイント)
- DespawnHeight(プレイヤーが消滅する高さ)
- Collider(衝突可能なオブジェクト)
SpawnPoint

SpawnPointはプレイヤーが出現するポイントを定義するコンポーネントです。
赤い線は出現時のプレイヤーの向きを表しています。
また、複数設置することでプレイヤーの出現位置をランダムにすることも可能です。
DespawnHeight

DespawnHeightはプレイヤーが到達すると消滅する高さを定義するコンポーネントです。
プレイヤーは、DespawnHeightより低い位置に移動すると消滅し、SpawnPointから再び出現を行います。
Collider

Colliderは衝突可能なオブジェクト形状を定義するコンポーネントです。
オブジェクトにコライダーがない場合、衝突することは出来ずにすり抜けてしまいます。
例えば床にコライダーが存在しない場合、プレイヤーが出現すると同時に落下を行い、消滅と出現を繰り返し操作不能に陥ってしまいます。必ずColliderの設置をしましょう。
コンポーネントの付け方
Scene内に適当なGameObjectを作成します。
GameObjectメニューから「Create Empty」で作成できます。

GameObjectを選択し、「Inspector」の「Add Component」を押して必要なコンポーネント名を追加しましょう。ここでは「Despawn Height」を追加します。検索して見つけましょう。

コンポーネントを追加すると黄色い板のような表示になるので、プレイヤーが落ちたときに消滅する高さに調整しましょう。

【TIPS】コンポーネントを付けるだけだと、そのGameObjectが何なのかわからなくなってしまうので、必要なGameObjectに対してはわかるように名前をつけるようにしましょう。

コライダーの付け方
同じようにオブジェクトを選択してコンポーネントを追加しましょう。
「Box Collider」、「Sphere Collider」、「Capsule Collider」が利用できる他、オブジェクトのメッシュ通りにコライダーを適用させる「Mesh Collider」が利用できます。

コライダーは数が増えるとパフォーマンスの低下につながるので、プレイヤーが辿り着かない箇所などの不必要な適用は控えましょう。
次は、実際にワールドを作ってみましょう!
使用したアセット 「RPG Poly Pack – Lite」(無料)