ライトとビジュアルにこだわってワールドをつくる

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「Creators Guide」は、メタバースプラットフォーム「cluster」で「つくる」ことにチャレンジしてみたい方に向けた導入ガイドです。

Creators Guideで読むことができるすべての情報はこちらにまとめています。


みなさんGWの予定はいかがでしょうか。
もし予定がないという方がいらっしゃったらワールドづくりに挑戦してみるのはいかがでしょうか?
行ってみたい場所を自分でワールドとしてつくれば、フレンドと一緒にバーチャル旅行もできてしまいます。
本記事では、CCKでのワールド制作の経験がある方に向けて、ワールドのビジュアルに関する記事を紹介します。これらを組み合わせれば綺麗なワールドをつくることができるので、まだ試したことがなかった方はぜひ試してみてください。

1.Post Processingを設定する

Post ProcessingとはUnityに実装されている見た目を調整できる機能です。
これを使えば照明の眩しい感じやワールドの色合いの変更やぼかしなども入れることが可能です。さまざまな設定値があるので、まず基本的な設定は下記の記事をご覧ください。

また、下記の記事のようにワールドのギミックとして応用することも可能です。

2.マテリアルを設定する

ワールドの見た目で重要な要素のひとつがマテリアルです。
マテリアルを適切に設定すれば、ワールドのビジュアルのクオリティを上げることができます。奥が深いものですが、まずは下記記事で基本を解説しています。

またマテリアルを変更することによって空の色なども変えられます。こちらもワールドの雰囲気に合わせた空にすることでワールドの表現力を高めることができます。

3.ワールドに動きをつける

ビジュアルとは少し異なりますが、ワールドの中に動くものがあると、グッと実在感が高まったように感じられます。動くものを入れる方法は色々なものがありますが、下記の記事では基本的なものを紹介しています。

4.ライトにこだわる

ワールドの印象を決定づける重要な要素のひとつと言っても過言ではないのがライトの設定です。ライトの設定ひとつでワールドの印象がガラリと変わるので、ぜひここはこだわってみてください。基本的な設定は下記の記事で解説しています。

また、clusterではリアルタイムライトは負荷が重いため多く使うことはあまり推奨されていません。そのため、ライトでこだわった表現を行うなら「ライトベイク」を使うのがおすすめです。ライトベイクを使えば影の表現をつけることも可能になり、表現の幅がグッと広がります。

ライトベイクに挑戦してみて「ワールドが綺麗になった…」と思いきやアバターが暗くなってしまうなんてことがあります。

せっかく綺麗なワールドができたとしてもアバターを綺麗に撮影できなかったら魅力は半減ですよね。そんな時には「Light Probe」を使うことでベイクしたライトをアバターに当てることができるようになります。

5.反射表現をつくる

現実の風景だとガラスやツルツルした床など、色々なところが反射しています。ワールドでも同じように反射表現を取り入れると実在感がグンと高まります。

ただ反射の表現は負荷が高くなってしまいます。その時に有用なのが「Reflection Probe」です。これを使うことで負荷を抑えつつ、反射表現を実現することができます。

6.軽量化をする

さて、ここまでで綺麗になったぞ!と思ってワールドをアップロードしてみたら、重くて動かない…なんてこともあるかもしれません。
そんな時にはなるべく見た目を維持したまま軽量化する方法が色々あります。軽量化は地道な作業ですが、その先には快適なワールド体験が待っているので、重いと感じた方はぜひ試してみてください。

7.シェーダーに挑戦する

ここからは発展編です。ここまでUnityを触ってきた方は「シェーダー」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。シェーダーを説明するのは非常に難しいですが、使いこなせるようになればさまざまな見た目を実現することができるものだと思ってください。

たとえば、Cluster GAMEJAM 2022 in SPRINGでアート部門大賞を受賞した白百合めしべさんのワールドでもさまざまなシェーダーが使われています。

なかなか難しそうで手が出しにくいシェーダーですが、ノードベースと呼ばれる直感的にシェーダーをつくれるツールもいくつか存在しています。有料で少し値は張りますが「Amplify Shader Editor」は豊富なサンプルが用意されていて、学習にはおすすめです。

最後に

今回は基本的な設定などの記事を紹介しましたが、ワールドのビジュアルはこだわればこだわるほど、どんどん良くなるものです。
なかなかこれが正解だと呼べるものがまだ確立されていないところでもありますので、あなただけのビジュアルを極めてみてください!