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とにかく楽しかった!VR謎解きアトラクション「Break the JINX ~絶望の廃倉庫~」レポート

こんにちは、でんこと申します。今回はクリエイター団体「DETECT」が手掛けたVR謎解きアトラクション「Break the JINX ~絶望の廃倉庫~」のレポートをお届けします。

「DETECT」はclusterをはじめとするメタバース上で活動するクリエイターから構成されている「ゲームの世界に入ってみたい!」をキーワードに創作活動を行なっている団体です。

そんな「DETECT」が送る第1弾の謎解きアトラクションが「Break the JINX ~絶望の廃倉庫~」です。

「BreaktheJINX 絶望の廃倉庫」の舞台は1925年、アメリカ合衆国 ロサンゼルスのターミナル島。プレイヤーはこの街に根付くギャング組織「Brave Pigeons」のメンバーとして、敵対組織「Ugly Phoneix」の幹部「不死身のジンクス」を捕えようとしますが失敗し、廃倉庫に閉じ込められてしまいます。40分以内にこの廃倉庫から脱出するのがプレイヤーに与えられるミッションです。

今回は実際にこのアトラクションを体験できたので、レポートをお届けします。

 アクターが演じるNPCが生きている世界を生み出す!

この謎解きアトラクションは驚きと感動の連続で、どこからお話すれば良いのか……というのが正直な感想です。その中でも私が一番印象に残ったのは生きて動くNPC(ノンプレイヤーキャラクター。プレーヤー以外のキャラクターのこと)の存在でした。

このアトラクションにはアクターが演じるNPCが登場します。アバターを身にまとい、この世界に生きる人間として振る舞っています。そしてNPCは役割を演じるだけでなく、会話をすることもできますし、謎解きのヒントももらえるかもしれません。

「まるで生きているようなキャラクター」ではなく「本当に生きているキャラクター」。そんなキャラクターが目の前にいる。

もちろんプレーヤーである我々も生きていて、このアトラクションの世界にいます。生きている私達と、生きているNPC。それはまるで現実世界と錯覚するような強烈な体験でした。プレイする時はぜひギャングの一員になりきって、この世界で生きてほしいと思います。

クリエイターの想像力とアイデアが注ぎ込まれたclusterならではの演出に感動!

そして全体の演出もすごかったです。といっても具体的な演出に触れるとそれがネタバレに繋がるので直接的には言えないのですが、お話できる範囲でお伝えしたいと思います。

最初に一言でいうとバーチャル空間ならでは、clusterならではの演出が印象的でした。それは謎解きをプレイしている中でもそうですし、エンディングでもそうです。私が体験したエンディングも想像を越える演出で、思わず言葉を失ってしまいました。ほかにもエンディングは数パターン用意されていて、どのエンディングも強烈なインパクトがあるものでした。

「謎解きアトラクション」という遊びは確かに現実世界にもあります。ただ現実世界では演出には限りがありますよね。危険なことはできないし、何かを破壊するというという表現も難しいでしょう。

ですがバーチャル空間ならそういった演出も可能です。バーチャル空間なら怪我をすることがないので危険なこともできますし、現実ではありえない何かを起こすこともできます。クリエイターの想像力と演出次第で、謎解きアトラクションの常識を越える体験が楽しめるのです。

それに加えて先程紹介したこの世界に生きているNPCの存在。この2つが絡まり合ってVR謎解きアトラクションならではの体験が生まれたと感じました。

程よい難易度の謎解きが楽しめる。ほかのプレーヤーと協力するともっと楽しめる

謎解きについても触れたいと思います。

これは主観ですが謎解きとしては極端に難易度が高いものではないと思いました。謎解きに必要な情報は狭い範囲にまとまっているので、必要なヒントを集めやすいからです。ただそのヒントをどのように使って謎を解くか、そこは少し頭を柔らかくして考える必要がありました。この難易度が個人的には非常に良いバランスだと感じました。また40分という時間制限が非常に良いバランスでした。

1人でプレイすることもできますが、複数人でプレイすれば謎解きについて話し合うことができます。やはり複数人でプレイした方が正解に近づきやすいでしょう。他のプレーヤーと「このヒントはこう使うんじゃないか」、「これとこれを組み合わせるんじゃないか」という相談をしながら進められる。これがこのアトラクションの魅力の1つです。

そして数々のヒントから謎が解けた時の気持ち良さは格別です。他のプレーヤーと協力して謎を解いた時の気持ちよさは1人のものよりも圧倒的に大きく、思わずみんなで声を上げてしまうほどでした。こうした体験をすることで一緒に遊んだプレーヤーともっともっと仲良くなれると思いますね。

「cluster」でここまでできるのか! という現実感溢れる体験が楽しめる!

謎解きの内容や、プロローグ以降のストーリー、エンディングなどには触れられないのがもどかしいのですが、私の感想は「生きた謎解きアトラクションの世界に入りこんだような体験ができて楽しかった」という一言につきます。

なぜ生きたアトラクションの世界に入り込んだように感じたか。例えば待ち合わせ場所のロビーでスタッフから説明を受け、アトラクションの世界へとワープする。そういった細かい演出も現実感を感じさせる1つの要素でした。

また生きたNPCの存在もプレーヤーの体験に大きな影響を与えています。決まったセリフだけを喋るNPC、ただそこに居るだけの存在感の薄いNPCなどではない、自由に言葉を喋って、自由に動く、生きているNPC。それが強烈な現実感を感じさせてくれます。

そういった現実感の上に構築された、clusterだからこそできる想像を越える様々な演出。それは単なる謎解きアトラクションではなく“生きた”謎解きアトラクションであり、現実世界では絶対に体験できないような濃密な体験をプレーヤーにもたらしてくれました。

その体験は楽しかった、とにかく楽しかった、その一言に尽きます。謎を解く面白さもそうです

し、イベントシーンやエンディングの演出、一緒に参加したプレーヤーとの協力。すべてがハイレベルな体験で、プレイする前に抱いていた想像を良い意味ですべて裏切られる体験でした。

その体験の面白さ・濃密さは、参加した私達がアトラクション終了後に1時間以上も感想を話し続けてしまい、無理やりその話を切り上げなければずっと話してしまいそうなくらい盛り上がったというエピソードからも伝わるでしょうか。

そして手軽さもポイントです。普段からclusterを遊んでいるユーザーであれば特別な準備は必要ありません。いつも使っているデバイスで集合時間に待ち合わせ場所に行くだけで良いのです。そしてclusterをプレイしていない人でもスマートフォンや、PC、VR機器など様々な方法でプレイできるのがclusterです。まだclusterをプレイしていない友人を誘いやすいのも大きなポイントだと感じました。

とにかく「clusterでここまで濃密な体験をすることができるのか!」という言葉に尽きます。非常に面白いのでぜひプレイして欲しいです。

参加可能プレイヤー数は1~4人で、公演予定日時の中から参加する日時を選んで予約する形式です。予約フォームは「DETECT」のホームページにありますが、7月中の公演は予約が埋まっており、8月公演の予約フォームは後日公開となっています。

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