clusterでは数多くのイベントが開催されています。
現在進行形でイベントで役立つ機能のアップデートを進めていますが、「clusterのイベントってどんな特徴があるの?」という方に向けて現時点の基本情報をまとめてみました。
clusterのイベントに興味のある方、周りに興味を持ちそうな方がいたら、ぜひこの記事を紹介してください!
clusterのイベントの特徴は「アクセスのしやすさ」
clusterはスマホ・PC・VR機器(PCVR・Quest2単体)、どのデバイスからでも同じワールド・イベントに入ることができます。
スマホで入ってみて面白そうだったらVR機器で…みたいなこともできるので、その「アクセスのしやすさ」がclusterのイベントの特徴になっています。

「イベント」と「ワールド」の基本的な違い
「イベント」を開催することで、普段の「ワールド」とは異なる機能等を使うことができます。
「イベント」と「ワールド」の違いを下記に簡単にまとめてみました。

- イベントとワールドの違い – ヘルプセンター | cluster(クラスター)
- アバターの表示上限とゴースト – ヘルプセンター | cluster(クラスター)
- イベントの定員について – ヘルプセンター | cluster(クラスター)
色々なクリエイターが制作したワールドを会場として使用できます
clusterでイベントを行う場合は公式が用意したデフォルト会場の他、制作クリエイターが「イベント使用」を「OK」にしたワールドであれば会場として使うことができます。
お気に入りのワールドでイベントをしてみるのもありかも知れませんね。

イベントで使える機能
スタッフ・ゲスト
イベント機能では「スタッフ」「ゲスト」「一般参加者」と権限が分かれており「一般参加者の方が誤って何かを操作してしまった…」ということも起こりにくい仕様になっています。

ゴースト化
自身を含む任意のスタッフを参加者リストからゴースト(周りから見えない状態)にすることができます。
特定のユーザーを追放する
イベントの進行を妨げる、など迷惑行為を行うユーザーがいた場合はWebサイトのイベントページから「ユーザーの追放」を行うことができます(スタッフ専用)。
ゲスト権限はイベント中でも新規に付与できます
ゲスト権限はイベント中でも付与できます。
「スタッフ」および「ゲスト」だけが入れるエリアや機能をつくること等もできます
Unityでclusterのワールドをつくることができる「Cluster Creator Kit」ではイベント用のコンポーネントが用意されています。これを使うことでスタッフ・ゲストだけが入れるエリア等を制作することも可能です。

その他の機能の詳細は下記の記事で紹介しているので、気になる方はぜひ読んでみてください。
clusterのWebサイトから演出を実行できる「Webトリガー」
また、イベントの進行に合わせて会場に変化を与えることができる「Webトリガー」という機能も提供しています。

使い方は下記の記事で解説しておりますので、気になる方はぜひご覧ください。
ボイスの調整
ボイスを出せるのはスタッフとゲストだけです。
ただ、設定によって一般参加者全員が声を出せるようにできたりなど、イベントのシーンに合わせたさまざまな使い方ができます。
スタッフとゲストのボイスの届き方を調整できます
スタッフとゲストのボイスの届け方は「全体に聞こえる」「近くにだけ聞こえる」のふたつから選択できます。
イベントの利用シーンに合わせて使い分けることが可能です。
一般参加者へマイクの権限を開放できます
スタッフ・ゲスト権限を付与せずにマイク権限だけ開放することもできます。
例えば、ゲストトーク式のイベントなど会場の進行によって登壇者が変わるタイプのイベントもできます!
音周り
音周りについては、さまざまな使い方をできるよう現在さまざまなアップデートを進めております。
「楽曲使用登録」を行うことで、利用者側での個別の契約や利用料の支払いなく自身で用意した音源を利用できます
clusterはJASRACおよびNexToneと包括契約を行っているため、ご自身で用意した音源等の場合のみ利用者側での個別の契約や利用料の支払いは不要です。
ただし、それらの管理曲を使用する場合は楽曲の作品コードを clusterに登録していただく必要があります。
アバターとは別の系統から音声を出すことができる「サブ音声」
マイクとは別の形で音声を出力できる機能です。
ワールド側で設定することで使えるようになります。Audio Sourceの設定の変更も可能なので、色々な表現をすることもできます。
使い方は下記の記事が参考になります。
SNSとの連携
設定によって、TwitterやYoutubeと連携することができます。
YouTube Liveとのコメント連携
YouTubeのURLを設定することで、YouTube Live上のコメントがcluster内のコメントにも表示されるようになります。
スマホからTwitterに写真を共有する時に自動的に専用のハッシュタグをつける
参加者がイベント内から写真をTwitterに投稿する際、イベントページで個別に設定したハッシュタグが自動的につくようにすることができます。
カメラマンモード・プロカメラマンモード機能
イベント時にスタッフのみ使えるカメラ機能があり、ドローンのようなカメラ操作、定型動作の撮影などができます。
イベントの配信にこだわりたい方にはうってつけの機能です。
カメラマンなど表示される必要のないスタッフはゴースト化しておくと、負荷を下げることができます。


その他の機能
その他にもイベントで使える機能が用意されています。
アンケート機能
アンケートを会場に表示させることができ、その場で集計結果の確認・表示をすることができます。クイズ番組などにも使えそうな機能になっています。
Vアイテム
有償にて購入できるギフトです。Vアイテムを贈るとイベントを盛り上げる演出を使うことなどができたりします。
また、Vアイテムを基にイベント主催者はVポイントを獲得することができ、一定額に達すると1ポイント=1円としてVポイントのページから払い出しが可能となります。
また、ランキングボードを設置することで、Vアイテムを贈った人のランキングを見ることができるようになります(デフォルト会場には設置してあります)。
開場前のコメントは開催時刻後に入室してきた一般参加者には表示されません
イベントの開催前に送信したコメントを削除することはできませんが、開催時刻後に入室してきた一般参加者には表示されません。
- 開催前のコメントについて|clusterヘルプセンター
ぜひ気軽にイベントを開催してみてください!
clusterでは工夫次第で色々なイベントを気軽に開催することができます。
「どんなイベントができるのかな…」と思っている方は、ぜひclusterのイベントページで気になったイベントに行ってみたりしてみてください。
イベント作成の仕方
どんなイベントをするかが決まったら、ぜひイベントを作成して開催してみてください!

イベントを宣伝する
イベントページが完成したら、宣伝してみましょう!
毎週火曜日21時から開催しているcluster公式番組「ハロークラスター」でユーザーさんのイベント宣伝コーナーが設けられているほか
cluster公式Twitterでは、毎週イベント宣伝枠ツイートをしていますので、こちらにリプライする形で自身のイベントを宣伝できます!