1人称/3人称視点制御で、視点切り替えをコントロールする

Cluster Creator Kit v2.37.1(以下、CCK)から、スクリプトで1人称/3人称視点を制御できるようになりました。
clusterでは、右上のメニューかPC版であれば「T」キーを押すことで1人称/3人称視点を切り替えることができます。視点切り替えはユーザーが任意に行うものでしたが、この機能を使うことで強制的に切り替えたり、視点切り替えをできないようにできます。

例えば、ワールド内に設置した案内看板や注意書きを読んでもらいたい場合はボードの前に立った時に1人称にしたり、1人称で体験してもらいたいゲームワールドやホラーワールドは1人称視点に固定することができます。アイデアによって、色々な使い方ができる機能です。

説明ボードの前に立った時だけ1人称視点固定にするギミックの例

1人称/3人称視点制御はPlayer Scriptの「CameraHandle」の「switchToFirstPersonView」「switchToThirdPersonView」「setPerspectiveSwitchingLocked」等のAPIを使用します。以下は、3人称視点に固定する場合のPlayer Scriptです。

_.onReceive((type, message, sender) => {
  if (type === "lock") {
    // 三人称視点に固定する
    _.cameraHandle.setPerspectiveSwitchingLocked(true);
    _.cameraHandle.switchToThirdPersonView();
  } else if (type === "unlock") {
    // 視点固定を解除する
    _.cameraHandle.setPerspectiveSwitchingLocked(false);
  }
});

このギミックが作動した際は、下記のように自動的に3人称視点に切り替わり、視点切り替えができないようになります。

Player Scriptへメッセージを飛ばすScriptable Itemがついたオブジェクトを用意することで、さまざまなきっかけで三人称視点に固定できるようになります。視点固定解除のメッセージを飛ばすScriptable Itemがついたオブジェクトを用意することで、ワールド内で視点切り替えの制御ができます。

スクリプトに慣れてない方は、AIに書いてもらうのもありです。シンプルなギミックであれば、実際にワールド内で動くものをつくれるかもしれません。AIにスクリプトを書いてもらう場合は、下記の記事が参考になります。

switchToFirstPersonView」は、一人称視点に切り替えるAPIです。
サンプルスクリプトの「switchToThirdPersonView」を書き換えることで、一人称視点に切り替えるギミックにすることができます。
setPerspectiveSwitchingLocked」はユーザーによる任意の視点切り替えをできないようにするAPIです。こちらを使うことで、特定の視点で体験してもらえるようにすることができます。

最初に書いたように、こちらのAPIを使うことで、しっかり読んでもらいたい案内に注意を向けたり、特定の視点で体験してもらうようにできます。ホラーワールドなどであれば、1人称視点に限定することで、より臨場感のある体験をつくることができるかもしれません。

アイデア次第で色々な表現ができる機能なので、ぜひ色々と試してみてください!

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