4月のお題企画記事「GAMEJAMを振り返ろう!」で受賞したでんこ📡メタバースライターさんによる記事を掲載します。ClusterGAMEJAM 2022 in SPRINGで制作されたワールドが独自の視点で紹介されているので、気になったワールドがあった方はぜひ遊びに行ってみてください!
※ この記事は2022年4月の「clusterお題企画」の記事です。
2022年3月18日~3月20日の3日間、clusterで「ClusterGAMEJAM 2022 in SPRING」というイベントが開催されました。このイベントは48時間でテーマ(今回のテーマは「かける」)に沿ったゲームワールドを制作し投稿するというイベントです。
このイベントではテーマを様々な意味で解釈したワールドが生まれました。1人でも楽しめるゲームワールドはもちろん、みんなで遊ぶともっともっと楽しめるゲームワールドも多数投稿されました。
今回の記事では私が遊んだゲームワールドの中から「みんなで遊ぶともっともっと楽しい」をテーマにゲームワールドを紹介します。
TRAPPER’S BRIDGE(W@(ワット)さん)
最初にご紹介するのはW@(ワット)さんのTRAPPER’S BRIDGEというワールドです。
トラップを使って橋を架けながら相手を罠に掛けよう! ただし、自分がクリアできるアスレじゃないと意味ないよ。
ワールド詳細説明文より
このゲームの目的はスタート地点の対岸にあるゴールを目指すことです。ゴールに辿り着いたプレーヤーは点数を獲得でき、最初に一定以上の点数を獲得したプレーヤーが勝利です。
このゲームは2つのフェーズに分かれています。まずは足場を使って対岸へ渡るための橋を作っていきます。ほかのプレーヤーも目的は一緒、最初はみんなで協力するようなゲームにも見えるかもしれません。
ですが配置できるのは足場だけではありません。プレーヤーを落とす回転する棒や、大きく揺れ動くハンマー、穴が開く床など様々なトラップが用意されています。自分がゴールに向かってせっせと作ったルートを妨害するトラップを置かれることも……。


このワールドの魅力はほかのプレーヤーの感情がむき出しになることです。序盤こそ対岸に向かってまっすぐと橋を架けていくプレーヤーが多いのですが、徐々に妨害に妨害が重なりカオスなことに。ボイスチャットでは「クソっやられた」、「なんて酷いことを……」、「www」など様々な声が入り乱れます。
フレンドと遊ぶと盛り上がれること間違いなし、みんなの意外な一面が見れるかも? くれぐれも友情を壊さないようにご注意を……。
タッグクライマー【協力型アスレチック】(ぐだぐだぶとんさん)
次にご紹介するのはぐだぐだぶとんさんのタッグクライマー【協力型アスレチック】です。
ジャンプ力が低い「クライマー」とジャンプ力が高い「ヘルパー」に分かれて遊ぶ協力型アスレチック! クライマーが登れない所は「パワーアーム」を使ってヘルパーがクライマーを引っ張り上げる事ができるぞ! アバターを変えてベストタッグを見つけても面白いかも!!!!
ワールド詳細説明文より
このゲームのベースシステムはアスレチックです。clusterのアスレチックは狭い足場や動く足場などを上手くジャンプで乗り継ぎながら、ゴールを目指すゲームで、人気のゲームジャンルの1つです。
本作の特別なポイントはジャンプ力が低い「クライマー」の存在です。本作のアスレチックにはクライマーではどうやっても乗り越えられない箇所が複数存在するのです。
そこをどうやって攻略するか、それが「ヘルパー」です。ヘルパーが先にそういう箇所を突破して、ワールドに配置されている「パワーアーム」を使ってクライマーを引き上げるのです。


最初はなかなか息があわず難しいかもしれませんが、徐々に引き上げる/引き上げられるコツがわかってきます。ステージを最後までクリアする頃には絆が強くなっていることでしょう。
またステージ中にチェックポイントが複数用意されているのも遊びやすいポイント。チェックポイントではあとから参加したプレーヤーが途中参加できたり、ヘルパーとクライマーの役割を交代することも可能です。こういった細かな遊びやすさも印象に残るゲームでした。
Cross x Dining(Dolphiiiinさん)
最後にご紹介するのはDolphiiiinさんのCross x Diningです。
いつも賑わってるレストランのコックを体験しよう! みんなで協力、駆け回り制限時間内に料理を作ってハイスコアを勝ち取れ 目指せ三ツ星レストラン!!
ワールド詳細説明文より
このゲームはお客さんからの注文にあわせて料理を作ったり、ドリンクを準備してお客さんに出すゲームです。
お客さんからのオーダーは様々です。ドリンクだけのものもあれば、ハンバーガーやフライドポテト、ステーキなど多岐にわたります。
ドリンクであればドリンクサーバーを押すだけでさっと準備できるのですが、料理を作るにはいくつかのステップが必要です。特に手順が多いのがハンバーガーでパンやチーズなど複数の素材が必要なほか、トマトを切ったり、パティを焼くというステップも必要になります。


その結果お客さんからのオーダーに振り回されるように厨房を走り回ることになるのが本作の面白さです。「ハンバーガー作るからトマト取ってきて!」、「誰か先にドリンク出して!」など本物の厨房さながら(?)の忙しさを体験できます。
制限時間終了後にはスコアも表示されるので、もっともっとハイスコアを狙うという遊び方もでき、リプレイ性は十分ぜひ遊んでみてください。
バーチャルゲームライター:でんこ