今回は熱血プータローさんが自身で製作されたワールド「熱血ライブハウス」で培った、スマホでも快適な環境を実現するための軽量化と演出のまとめツイートを再構成して、掲載します。
スマホでも快適な演出にこだわりたい方が必見のアイデアが詰まっています!
熱血ライブハウス|熱血プータロー

- ワールドの基本情報
- ワールドのポリゴン数:平常時5.6k、マックス14.7k
- Batches:平常時26、マックス32
- setpasscall:平常時17、マックス19
- CPU:Main1.1ms renderthead0.5ms
- 3Dモデルアセット:88種
- テクスチャアセット:9+1(レンダーテクスチャ)
- マテリアル:10種
- シェーダー:1種
- 製作期間:3週間
- 作:熱血プータロー
製作のきっかけ

現実の音楽イベントと同じような体験が3DCG空間でも可能になってきた。上記のようなグラフィックはひとつの正解であるが、現状の技術(普及しているデバイス)を考えるとちゃんと体験できる人が少ない。
VR音楽イベントをもっと多くの人に届けるには、別解が必要だと思う。
仮想空間は現実とルールが違うので、落とし込み方を変えてみたらどうだろうと思いついた所からワールド製作を始めた。
徹底的な軽量化のためアタリマエを見直す
トラス構造のオブジェクトをやめる

UnlitShaderだけしか使わない

Unlitって何?という方は「マテリアルを設定して、モデルの表現の幅を広げよう!」で少しだけ解説しています!
ポストプロセッシングの不採用

軽量化しながら演出やデザインをつくり込む
エントランス
奥に進みたくなるデザイン

擬似ブルームテクスチャ

スタッフルーム
見えない部分はシンプルに


マテリアル数を64→1に

UIモドキ──テクスチャで代用する

スマホでもリッチな演出・デザインを!
客席エリア──移動と視線誘導


スクリーン──嘘パースでダイナミックに!


エセスカイボックス
スタッフルームを見えなくする

スイッチ1つで色をコントロール

エセレーザー──線を綺麗に表現する


つくり方


パーティクル演出──各演出と制御について

