制作したアイテムやワールドギミックなどをUnityPackageにする

こんにちは!ワールド制作アシスタントのミオです。今回は自身で制作したアイテムやワールドギミックなどをUnityPackageにする方法を紹介します。

UnityPackageとは

Unityでは、ゲーム制作で使われる部品(モデルデータやサウンド、エフェクトなど)をAssetと呼んでいます。
UnityPackageとは、このAssetをまとめて1つのファイルにしたものです。
UnityPackageを用いる事で、自分が作成した部品を他者が簡単に別プロジェクトで扱うことができるようになります。

このようなウィンドウはよく見ますね。

UnityPackageをつくる

ご自身で作成されたアイテムや、ギミックを用意しましょう。
わたしは以下のオブジェクトを用意しました!

最初に、Package化したいアイテムやギミックはPrefab化しておきましょう!
オブジェクトのPrefab化はこちらの記事に書かれていますので、分からなかったら参考にしてみてください。

Prefab化してあるオブジェクトには、上記のようにパスの最後に「.prefab」と追加されるので、確認することができます。

ではさっそく、、、
作り方はとても簡単です。
Package化したいオブジェクトをprojectビューで選択して、、、

右クリック >「ExportPackage」から依存するAssetが選択された状態で「Exportウィンドウ」が開きます

あとは下の「Export」ボタンを押すだけで大丈夫です!

この「Exportウィンドウ」で「BeamGun」のprefab以外のチェックを外すと、以下の画像のようになってしまいます。

銃の形状が表示されません。
これはオブジェクトのComponentの情報だけPackage化していて、チェックを外したことにより、銃のモデルデータやマテリアルなどの参照しているデータはPackageに含まれていないからです。
ですので、Package化するときは「ExportPackage」で表示されたものはすべて「Export」しましょう!

では、実際に別のプロジェクトを作り、先ほど作ったUnityPackageをインポートして確認してみましょう!

しっかり表示されてますね!
以上が「UnityPackage」の作り方になります。

最後に

UnityPackage化したデータはBOOTHというサイトで配布してみるのもいいかもしれません
https://booth.pm/ja
ですが、配布時の注意ももちろんあります。
それは、「自分が作ったのでないアセットは「再配布可能なアセットしか配布してはならない」ということです。
他の方が作ったデータを含んだAssetを配布しようとする場合、他の方のデータは再配布可能かどうかを確認しておく必要があります。
Boothに限らず、AssetStoreや他のサイトでも、公開してある素材のほとんどは明記してない限り再配布が不可となります。このあたりのルールを守ってぜひ挑戦してみてください!

また、Blenderなどの3Dモデリングソフトなどを使って、オリジナルのオブジェクトを作るのもいいかもしれません。

こちらもぜひチャレンジしてみてください!

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