すぐにワールド制作をはじめたい方へおすすめ!──テンプレートワールドとメインスクリーンと(サンプルプロジェクト)の導入方法

本記事はすぐにワールド制作をはじめたい!という方にcluster公式が配布する、すぐにclusterのワールド制作の準備ができるテンプレートワールドとワールドに置いておくと便利なPrefabが入ったサンプルプロジェクトの導入方法を紹介します!

※既にclusterに対応したverのUnityを導入している方を対象とする記事となります。Unityの導入方法などを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

本記事の概要

この記事ではcluster公式が配布しているUnityプロジェクトの導入方法を紹介します

1.既に完成したゲームワールドと各種アセットが入っている「テンプレートワールド」

2.「メインスクリーン」や「コメントボード」などワールド・イベントに置くと便利なcluster独自のアイテムPrefabが入った「サンプルプロジェクト」

すぐにワールド制作したい──テンプレートワールドを導入する

cluster公式が配布している「テンプレートワールド」を使えばワールド制作の準備を簡単にできます!

「テンプレートワールド」はclusterでゲームワールドを制作する際のテンプレートとなる Unityプロジェクト。
一からつくらずとも手を加えるだけで自分だけのゲームワールドを制作することができるようになっています!

これを導入すれば、すぐにワールド制作の準備ができるほか、プロジェクトに含まれるアセットは cluster にアップロードする場合には、すべてクレジット表示不要で自由に使うことができます。

各テンプレートワールドの詳細についてはこちらで解説していますので、気になる方はぜひご覧ください!

現在配布されているのは「アスレチック」「プログレッション」「シューター」「乗り物」「ミュージック」の5つ

導入方法

導入方法はシンプルです!
テンプレートワールドのUnityプロジェクトをダウンロードして、Unityに追加するだけです。
手順が分からない…と言う方のために下記で順を追って説明します!

  • 下記リンクからテンプレートワールドのUnityプロジェクトをダウンロードしてください

Unity のバージョンは必ず Creator Kit ドキュメントに記載の推奨バージョンを使用してください(2022/7/18:Unity 2021.3.4f1 に更新)。それ以外のバージョンでアップロードすると 正常に入室できないためご注意ください。

Q. 2023.3.4f1と2023.3.4は異なるバージョンですか
A. 一緒です

  • ダウンロードしたプロジェクトのzipファイルを展開してください

あとは、展開したフォルダをUnityで開くだけです!

※UnityHub、対応verのUnityをまだ導入していない方はこちらの記事をご覧ください。

  • UnityHub、対応verのUnityの導入ができていたら、UnityHubを起動してください
  • 起動したら、右上にある「Open」を選択してください
  • 選択するとPCの中から追加したいフォルダを選択する画面になるので、先ほどzipファイルから展開したテンプレートワールドのUnityプロジェクトのフォルダを選択してください
    • ※選択する際はフォルダの中にあるものではなく、フォルダ自体を選択してください

プロジェクトの下に選択したフォルダ名のプロジェクトが表示されたら、追加完了です!

このプロジェクトを開いたら、すぐにワールド制作に取り掛かることができます!

既に完成しているテンプレートワールドを表示させたい時は

  • 「ClusterCreatorKitTemplate」の中の「Playground」「Progression」「Shooter」の中から好きなプロジェクトを選択、「Scenes」の中にあるファイルを選択してください(画像は「プログレッション」)

こちらを改変してワールドを制作していくのもありです!

clusterへのワールドアップロード方法はこちらの記事で紹介しています。

ワールドアップロードに失敗する場合は下記の記事をご覧ください。

メインスクリーンとコメントボードを設置する──サンプルプロジェクトのPrefabを活用する

テンプレートワールドの他に、clusterでイベントを行う時に便利なメインスクリーンとコメントボードのPrefabなどが入ったサンプルプロジェクトも配布しています。

メインスクリーン
clusterで撮影した写真のほか、WebサイトからアップロードしたPDFや画像、動画を映すことができるスクリーンです
コメントボード
ワールド・イベント内でコメントした人のコメント履歴を表示できるスクリーンです

Creator Kitを使って自分で制作をすることも可能ですが、公式から配布しているPrefabを使うのが一番お手軽な方法です。

導入方法

こちらも導入方法はシンプルです!
サンプルプロジェクトのUnityプロジェクトをダウンロードして、フォルダの中にある「ClusterVR」というフォルダをUnityに追加するだけです。

こちらも下記で手順を順を追って説明します!

フォルダをUnityに追加する

  • 下記リンクからサンプルプロジェクトのUnityプロジェクトをダウンロードしてください
  • ダウンロードしたプロジェクトのzipファイルを展開してください
  • clusterのワールド制作の準備が完了したUnityのプロジェクトを開いてください
  • 先ほど展開した「ClusterCreatorKitSample-master」フォルダ内の「Assets」の下にある「ClusterVR」をProjectにドラッグ&ドロップしてください

下記画像のようにUnity内のProjectに「ClusterVR」のフォルダが表示されれば導入完了です!

メインスクリーンとコメントボードを配置する

ここからメインスクリーンとコメントボードを配置していきます

  • 先ほど導入した「ClusterVR」の中から「StaticResources > Prefabs」を開いてください

この中にあるStandardMainScreen(画像右)が「メインスクリーン」、StandardCommentScreen(画像左)が「コメントボード」となります。

あとはこれを配置するだけです!

  • 置きたいPrefabを選択して、Hierarchyにドラッグ&ドロップしてください

これで配置完了です!
位置や大きさは自由なので、好きなように配置してみてください。

Unity上で動作確認をする

メインスクリーンとコメントボードがちゃんと動くか気になる方はUnity上で動作確認することができます!

  • 上部にあるツールバーから「Cluster > Preview > ControlWindow」からPreview Control Windowを開いてください
  • Unityの上の方にある「▶︎」を押してPlay状態にした後、Preview Control Windowから動作確認をすることができます
  • メインスクリーンはPreview Control Window内の「サンプル画像を投影」を押すと、白背景のclusterロゴが表示されればOKです
  • コメントボードはPreview Control Window内のコメント欄に下記のように入力し、「コメントを送信」をおすことでコメントが反映されればOKです

動作確認できたら、あとはアップロードするだけです!

アップロードがうまく行かなかった方は下記の記事もご覧ください。

テンプレートワールド、サンプルプロジェクトには他にもclusterで使えるさまざまなアセットが入っています。導入したら色々いじってみましょう!
また、CreatorsGuideではワールド制作に役立つさまざまな記事を発信していますので、こちらもぜひご覧ください!

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