World Gateを使うと、ワールド内から簡単に他のワールドに移動できます。
自分のワールドを繋げたり、オススメのワールドを紹介したりしてみましょう!
ハブワールドのすすめ
clusterには「ハブワールド」「ポータルワールド」などと呼ばれるワールドがあります。
他のワールドへのWorld Gateをいくつも配置して、さまざまなワールドへ遊びに行けるようにしたワールドです。
自分のワールドだけでなく他の人のワールドにも移動することができるため、オススメワールドの紹介などができます。

World Gateのつくり方
基本的なWorld Gateのつくり方を説明していきます。
- まず、Hierarchyを右クリックか上部メニューのGameObjectで「3D Object>Cube」から新しいCubeを作成します。
- このCubeの中に入ったときにワールドを移動するので、位置・回転・スケールを変更してゲートを置きたい場所に合わせましょう。


- 続いて、CubeのBox Colliderの「Is Trigger」という項目にチェックをつけておきます。
- Is Triggerのコライダーは物理的な衝突判定を持たず、中に入ったかどうかを判定することができます。

- このCubeにWorld Gateコンポーネントを追加します。Add ComponentからWorld Gateを検索して追加しましょう。

- World Gateコンポーネントの「World Or Event Id」に、移動先のワールドページURLの「https://cluster.mu/w/」よりあとの部分をコピーします。
- ※URL全体をコピーしないでください。
アプリ内でサーバーURLを共有する時に発行される
https://cluster.mu/w/s/~/entry
というURLは使用できませんので、ご注意ください。


「Key」は空欄のままで構いません。
こちらは移動先ワールドで通常と違う場所からスポーンさせるためのものです。詳しくはドキュメントを参考にしてください。
これでワールドゲートは完成です!アップロードして試してみましょう。
Cubeの中に入ると別のワールドに移動します。
すぐに使えるサンプルで試してみよう!
すぐに使えるサンプルを配布します。下記からダウンロードして、自身のプロジェクトに入れてみて、ぜひ試してみてください!
- unitypackageをインポートしたら、WorldGateSample/Prefabs/WorldGateSampleをSceneに配置します。

- 設置したPrefab内のWorldGateオブジェクトで、上と同様にWorld Or Event Idを変更します(初期状態ではCluster Lobbyに移動するようになっています)。

- また、SignBoard>ImageのSource ImageにTexture Typeを「Sprite (2D and UI)」にした画像を設定することで、背景の画像を変更できます。ドラッグアンドドロップか、右側の◎ボタンから指定してください。



アイテムをつくる際などにItemコンポーネントとコライダーを別のオブジェクトにする場合がありますが、World Gateコンポーネントは同じオブジェクトにコライダーがついている必要があります。また、子オブジェクトのコライダーにも判定をつけたい場合にはRigid Bodyコンポーネントを追加してください。

関連記事の方法と組み合わせて、ハブワールドをつくってみよう!
Cubeのマテリアルを変更したり、Mesh Rendererを削除する代わりに目印になるアセットを置いたりして、ワールドにあったゲートをつくってみましょう。
複数のゲートを設置する場合にはPrefab機能を使うと便利です。
いろんなワールドに行けるハブワールドをつくったり、友達のワールドと行き来できるようにしてみたり、World Gateでワールド同士をつないでみましょう!
※Unityの再生ボタンによるプレビューでは移動せず、コンソールにメッセージが表示されます。