CCKで音楽イベント会場をつくる時のポイント

clusterでは、数多くの音楽イベントが開催されています。

イベントを開催するワールドは、ワールド制作者が許可していれば他の人が制作したワールドを利用することができます。ワールドをイベントで利用しやすいポイントを押さえることで、ワールドが活用される機会が増える可能性が高まります。

そこで今回は「音楽イベント」をつくる時に活用する人が便利になるポイントをまとめてみます。
今回の記事はあくまで基本的なポイントなので、クリエイターの皆さんの知見もぜひXなどの投稿で教えてください!(追記も検討します!)

2024年10月のcluster公式お題企画は「音楽イベント会場をつくろう!」!興味ある方はぜひこちらのnoteをご覧ください!

「みんなのイベント使用を許可」をONにする

制作したワールドを他のクリエイターがイベントで使用可能にするためには、「みんなのイベント使用を許可」をONにする必要があります。
デフォルトではOFFになっているので、cluster公式Webサイトの「マイコンテンツ」で利用可能にしたい公開済みワールドの「みんなのイベント使用を許可」をONにしてください。

ベータ機能を使用しない

Cluster Creator Kit(以下、CCK)では、正式リリース前の機能を使用できる「ベータ機能」を利用することができます。ですが、この機能は正式リリース前のため、イベントでは使用できません。

ワールドをイベント利用可能にしたい場合は、ベータ機能の設定をOFFにしてください(一度ONにしたワールドはOFFにできないので、ご注意ください)。設定はCCK導入済みのUnityからできます。詳しい使い方はこちらのページをご覧ください。

PDF投影などができる「スクリーン」

clusterでは、画像やPDF、動画の投影などができる機能を持ったオブジェクトを作成することができます。

出演者の紹介や幕間に動画を流したり、演奏中に映像を流したり、様々なかたちで利用することができます。詳しい使い方や使用例は以下の記事をご覧ください。

出演者やスタッフが待機できる控え室

現実と同じように出演者やスタッフが集まることができる控え室の空間をつくっておくと色々と便利です。

cluster公式のライブハウス会場の控え室

ワールドに入った時の初期位置は、一般参加者とスタッフで分けることができるので、控え室にスタッフや出演者の初期位置を設定しておくと、出演者が一般参加者の目に触れることなくワールドで待機することができます。
スタッフの初期位置はSpawn Pointのパラメータを「On Stage 1」にしたオブジェクトを配置することで設定できます。

詳しい情報はこちらのページをご覧ください。

出たり入ったりできるワープ

控え室と合わせて、控え室から直接ステージにワープできるギミックなどを設置しておくと便利です。

一瞬で移動できるワープギミックをつくることができます

他にもスタッフが色々な場所を移動する必要がある際には、各場所へのワープを設置しておくと移動時間の短縮にもなります。
ワープの作成方法は以下の記事が参考になります!

出演者やスタッフだけがステージ等に上がれるようにする「パフォーマーエリア」

イベント会場では「パフォーマー」(スタッフおよびゲスト)のみが入ることのできる「パフォーマーエリア」を設定できます。

この機能を使うと一般参加者がステージの上に上がれないようにできるので、パフォーマンスに邪魔が入ることがなくなります。また、上述した控え室にもパフォーマーエリアを設けることで、スタッフ限定の空間とすることができます。
作成方法は以下の記事が参考になります!

音を綺麗に流したい時に活躍する「サブ音声」

clusterでは、マイクとは別に音声出力ができる「サブ音声」という機能が使えます。
この機能を使うと、通常のマイクでカットされる環境音や小さい音を拾ってくれるので、音楽や演奏のイベントなど、音を綺麗に流したいときに活躍します。

サブ音声はCCKで「Speaker」コンポーネントが設定されたオブジェクトを配置することで使用可能になります。作成方法は以下の記事が参考になります!

2024年9月現在、サブ音声が使用できるかどうかはワールドで実際に使用するまで判別できないため、サブ音声を設置した際はワールド説明文などに「サブ音声あり」など記載しておくと、ワールドを活用したいと思っている人の目に留まりやすくなります!

色々とギミックや演出を入れた場合はワールドが重くなってしまうかもしれません。
イベントにおいて重要な要素はパフォーマンスがストレスなく見ることができることなので、ギミックや演出をなるべく削りたくないけど軽くしたい場合は、下記の記事を参考に軽量化に取り組んでみると良いかもしれません。

会場のつくり方

会場は広すぎないように、天井を高くつくる

clusterのイベントで表示される人数は100人です。イベントを配信する場合はステージを中心に撮影することになると思いますが、その際にステージ前に人が集まっていると、より臨場感が生まれます。
広い会場だと人が分散してしまい、密度感が生まれにくくなるので、イベントに訪れる想定人数を考慮してワールドの広さを考えるのがおすすめです。

例えば、clusterの公式番組「ハロークラスター」では、なるべく広すぎないようにし、ステージ周りに人が座る場所などを集中させることで、密度感を出しています(音楽イベント会場ではありませんが)。

音楽イベント会場ではありませんが

また、天井が低いと配信がしにくかったり演者から見て窮屈に見えてしまいます。天井が高い分には密度感は薄まらないので、ワールドの世界観とマッチする程度に天井はなるべく高くつくるのがおすすめです。

ちょっとした導線が期待感を押し上げる

ライブハウスのような音楽イベント会場をつくる時に、いきなりステージ前に入るようにすると移動しなくて便利ではありますが、人がどんどん入ってくる時に気になってしまったり、ステージへ向かう期待感が生まれにくくなってしまいます。なので、ステージに向かう前にちょっとした導線を設けるのがおすすめです。

例えば、cluster公式のイベント会場のライブハウスでは、階段を降りてステージがある部屋に入っていくような構成になっています。

一方で、導線が長すぎると、ステージに辿り着くまでに参加者が疲れてしまったりするので、ほどよい長さの導線をデザインしてみてください!

ステージでのポイント

マイクなどの小物を置くと実在感が上がるかも?

ステージ上にマイクや楽器などの小物が置いてあると臨場感が高まります。モデルが用意できる方はぜひ設置してみてください。

モデルの表示・非表示を操作できるようにしておくと、出演者に合わせてステージの状態を調整できるので、モデルを設置する際はそうしたギミックも取り入れてみると使いやすいです!
ロビーなどでも使われている高さの調整ができるマイクスタンドのアセットを下記で配布します。

表示・非表示ギミックのつくり方は以下の記事が参考になります。

立ち位置を分かりやすくする「バミリ」

リアルでも、舞台などでテープを用いて出演者の立ち位置などを示す「バミリ」という目印が使用されています。バーチャルイベントにおいても、参加者からどのように見えるか演者が立ち位置を調整しやすくするためにバミリを設置するのがおすすめです。

ステージの使用の仕方に合わせて目印を設置(画像はあくまで例です)

バーチャル空間であれば、バミリも上述した表示・非表示ギミックで演奏中には消したりすることもできます。

今回紹介したのはあくまで基本的なポイントなので、クリエイターの皆さんの知見もぜひXなどの投稿で教えてください!(追記も検討します!)

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