【効果音ギミック作例】ものを掴んだときに音が鳴るようにする

clusterでは、Cluster Creator Kitを使うことで、様々な動作に効果音を導入することができます。
効果音をつけることで、見た目だけではなく、音が加わった情報量の多い体験をもたらすことができます。

今回は「ものを掴んだときに音が鳴るようにする方法」を紹介します。

音の鳴らし方・音の範囲の設定

音の鳴らし方や範囲等の基本的な設定は下記の記事をご覧ください!

Cluster Creator Kitでアクションに合わせて音を鳴らす

Creator Kitを使うと、オブジェクトにPlay Audio Source Gimmickコンポーネントをつけ、Signalを送ることで音を鳴らすことができます。
Triggerと組み合わせることで、下記のようにアイテムをクリック、掴む、使う、手放すことでSignalを送ることができます。

ボールを掴んだときに音が鳴るようにする

今回の記事では「ボールを掴んだときに音が鳴るようにする方法」の手順を紹介します。

ボールを掴めるようにする

ボールを掴めるようにする
  • まず、Hierarchyを右クリックして「Create Empty」で空のオブジェクトを作成し、名前を「Ball」にしましょう。
  • 「Ball」を右クリックして「3D Object」>「Sphere」を追加するか、お好きな3Dモデルを入れてください。
  • 続いてBallオブジェクトにGrabbable Itemを付けて掴めるようにします(このときMovable Itemが同時に付きます)。

掴んだ時に音が鳴るようにする

掴んだ時に音が鳴るようにする
  • 次にOn Grab Item Triggerを付け、「Target」をThisに、「Key」をGrabに設定しましょう。こうすることで、掴んだときに「Grab」というSignalを伝えることができます。

最後にAudio SourceとPlay Audio Source Gimmickを付けます。

  • 今回は「出現したときに鳴る」のではなく「トリガーを受け取って鳴る」のでPlay On Awakeのチェックは外しておきます。
  • Play Audio Source Gimmickで「Target」にItemを、「Item」に「Ball」を指定します(右側の◎ボタンから設定します)。
  • 「Key」に先程と同じ「Grab」を指定することで、「Grab」というSignalを受け取って音を鳴らすことができます。
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