ゲームジャムとは、限られた時間の中でゲーム(ワールド)を制作するイベントです。clusterでは、2020年から断続的にcluster公式によるゲームジャムイベントを開催しており、ユーザー発のゲームジャムイベントもいくつか開催されています。
2025年1〜2月に開催された「デスゲームジャム」もユーザー発のゲームジャム。
「デスゲーム」をテーマにワールド制作コンテストと観戦イベントが開催され、賞金総額も10万円以上と、本格的なゲームジャムイベントです。開会式・閉会式にトーナメントイベント、プレイイベント、アクセサリーにポータルワールドなど大ボリュームのイベントを実現し、数十ものワールドが投稿され、大盛り上がりのイベントとなっていました。
また、運営資金の一部は協賛やclusterの「ギフト」「アクセサリー」での収益で賄われたそうです。
主催は、2021年からのclusterユーザーで、clusterではじめてゲームジャム文化に触れたという、みずほコリさん。そこで今回、Creators Guideでは、運営チームのみずほコリさん、みっつさんにゲームジャムの楽しさなど、色々とお話を伺いました。
また、運営の裏側、受賞者ワールドのギミック解説などの記事も順次寄稿いただきます(記事はこちらから)。
運営チーム・みずほコリさん、みっつさんインタビュー

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Web:https://lively-ant-gvxlm.mystrikingly.com/

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Web:http://mittsu.online/
ゲームジャムは皆でつくり上げる「祭り」
──本日はお時間いただき、ありがとうございます。デスゲームジャムの運営や開催のきっかけについては、みずほコリさんの記事に詳しく書いてあるので、このインタビューでは、ゲームジャムの魅力や運営する楽しさについて聞いていこうと思います。まず、おふたりが思うゲームジャムの魅力はどのようなものでしょうか?
みずほコリ
ゲームジャムは「お祭り」だと思っています。期間が決まっている中で皆で一気につくるという体験が、参加している人全員でイベント自体をつくっているような感覚を与えてくれて、わくわく感があって楽しいんですよね。
みっつ
僕もお祭り感が大好きです。また、自分は何をつくるか、他の参加者が何をつくるのかを考える時間もすごく楽しいですね。競い合うイベントではありますが、同じ時間にワールド制作をしているので「仲間になった」という感じがあるんですよね。
制作期間が終了して、参加者のみんなで投稿されたワールドを巡るのも楽しいですし、そういう一体感があるのがゲームジャムの面白さだなと思います。
──なるほど。「参加者がみんな一緒に楽しめる」という点がゲームジャムの魅力ということですね。
みっつ
そうですね。また、受賞ワールドに限らず、皆で回っている時に「あそこのワールドはすごく面白かったな」みたいに、その時一緒にいたメンバーだけがわかる思い出ができることがあるんですよね。イベントをきっかけに一緒にワールドを巡ることで、投稿されたワールドの記憶が強く残るのも良いなと思います。
みずほコリ
その感覚はすごくあります。皆で遊んだ経験はずっと記憶に残るんですよね。
──ワールド自体の面白さもありますが、「誰かと一緒に遊ぶこと」が思い出になる。clusterのように、一緒の空間で遊ぶ体験ができるプラットフォームの良さですよね。
運営も一緒に楽しむことがイベントの成功に繋がる
──clusterでは、有難いことに「ワールドクリエイター 祭り」や「ダークネスワールドグランプリ」など色々なユーザーさんによるゲームジャム(ワールド投稿企画)が開催されています。
もし、ワールド投稿企画のようなイベントを開催したい方がいたら、こういう点を意識しておくと良い、などアドバイスはありますか?
みずほコリ
ゲームジャムはワールド制作が必要な分、参加する方も大変だと思うので、デスゲームジャムでは「参加して良かったな」と思えるようにイベントを企画しました。具体的には、イベント会場を豪華にしたり、投稿ワールドをポータルワールドで取り上げたり、私たちも一緒に遊んで一緒に楽しんだり。
つくって終わりではなく、主催する側も一緒になって楽しむと、より良いイベントになると思います。
みっつ
自分もそう思います。
つくる人たちやイベントに関わってくれる人たちにどれだけ参加したいと思ってもらえるか、が重要ですね。デスゲームジャムの場合は「何やらオオゴトのようだぞ」と思えるものをつくっていくことで、参加したいと思ってもらえるようにしていました。
──デスゲームジャムを運営する中で特に楽しかった部分はどこでしたか?
みずほコリ
参加者の皆さんがつくってくれたワールドを全力で遊んだことですね。
みっつ
審査、楽しかったですよね。
最初から「審査の時は本気で勝負しましょう」とみずほコリさんと話していて、それが叶った時は楽しかったです。そういう風に、企画がスタートした時に思い描いていた景色が実現していくのは、とても楽しい経験でした。
ゲームジャム文化やアクセサリー、協賛……イベントを盛り上げる環境が用意されたcluster
──今回、ゲームジャムのようなイベントをclusterで開催して、良かったなと思う点はありますか?
みっつ
clusterでは、公式が毎月のように「お題企画」というワールド投稿などの参加型企画を開催しているので、ユーザーがゲームジャムのようなフォーマットのイベントに慣れているのは良かったなと思います。後は、ワールドとイベントの連携がしやすいのも良いですね。イベント専用のアクセサリーをつくってcluster内で販売したりもできますし。
最近のアップデートでギフトをきっかけにしたギミックがつくれるようになったのもちょうど良いタイミングでした。

clusterのイベントでは「ギフト」という投げ銭機能が使用できる。最近のアップデートで、ギフトをきっかけにして演出を付加するギミックなどをつくれるようになった。
──イベント専用のアクセサリーをつくってイベントと組み合わせる活用方法はclusterのユーザーさんが編み出したものなので、もっと広く知られて、色々な方が試みるようになると嬉しいですね。
みっつ
後は、個人の営利利用が解禁されたことで、企業から協賛を受けたり、協賛周りに取り組みやすくなっているのは有難いです。

──もしcluster公式からサポートを受けられるとしたら、どのようなサポートがあると嬉しいですか?
みずほコリ
より協賛してくれる方が増えるようになって、金銭的に余裕ができたら、もっともっとイベントを大きくできると思うので、そういったサポートの文化は根付いていくと良いですね。
みっつ
今回は、はじめての試みなこともあって「協賛してくれる企業はどこにいるのだろう」という感じだったので、cluster公式から協賛いただいたことで「cluster公式が協賛している企画」というイメージをつくることができたのは良かったなと思いました。これを機に、協賛の輪が広がると嬉しいですね。
協賛をしっかり取れるようになって金銭的に余裕を持って運営できる状態になったとしたら、clusterの「称号」機能を使って、参加してくれた人にオリジナルの称号を提供できるようにできたら嬉しいですね。
参加した人のアカウントに称号として形になる証を残せるようになると、お金以上に価値を持つと思っています。
つくる楽しさを広げる
──みずほコリさん、みっつさんは今回のようなイベント企画にワールド制作、と様々な活動をされていますが、その原動力はどこから生まれているのでしょうか?
みずほコリ
私の場合は「自分が楽しむ」が原動力になっていると思います。clusterのような世界はすごく楽しくて好きだし、友達と色々な体験ができるのはすごく面白い。その環境を踏まえて、私が一番喜ぶものを自分に届けてあげたいと思った時に、今回のようなイベントを開いてみたり、色々なことを仕掛けたりするんです。
みっつ
一緒にいる人の熱意に影響されたり、「こういうのつくったら面白いだろうな」という想いがモチベーションになっています。
実は、今日たまたま、自分にとってワールドやイベントを「つくる」のは何が嬉しいのだろう、と考えていたのですが……
究極的には「自分がつくったもので3人喜んでくれたら良い」と思っています。不特定多数の人に喜んでもらうよりは、自分と、自分と一緒に活動している人、そして、見知らぬ人ではあるけど自分と似たような感性を持っている人、その3人に届けば、十分に嬉しいんですよね。
実際、cluster公式のお題企画で、自分が制作したワールドが全然知り合いではない人にめちゃくちゃ刺さっている様子を見たことがあって、その時すごく嬉しかったんですよ。もちろん、より多くの人に喜んでもらうのは、それはそれで嬉しいのですが、人数は少なくても刺さってくれる人が出てくるのは「つくる」ことで生まれる嬉しさだと思います。
みずほコリさん、みっつさんには過去に自身の活動について綴っていただいた記事を寄稿してもらっているので、ぜひ読んでみてください。
──なるほど。そういう点では、制作したものが実際に体験されている様子を見れるゲームジャムやclusterのようなプラットフォームは相性が良いのかもしれませんね。最後に、お二人からメッセージはありますか?
みっつ
今回のデスゲームジャムのようなイベントがやりたいという人がいたら、ぜひお手伝いしたいですね。
みずほコリ
やりたいことがあったらぜひ挑戦してみて欲しいです。声かけてもらったら、アドバイスやお手伝いできると思うので、面白いことやりたい人はぜひやりましょう!
──すごく頼もしいですね。今日はありがとうございました!
(2025年3月12日収録)
























