アバター制作に役立つBlenderの機能、ショートカットの解説

アバター制作は小物等の制作等と比較して繰り返し操作や微調整を多く求められる傾向にあります。
そこで今回は

  • Blenderに慣れてきて、もっと細かい造形やアバターをつくってみたい
  • 操作の回数を減らして効率的に作業を進めたい

という時に便利な、Blenderでよく使うショートカットキーや操作を紹介していきます。
アバターのモデリングの全体的な流れはこちらの動画で解説しているので、ぜひ併せてご覧ください!

※本記事で扱うバージョンはBlender 4.0.2 となります

小さく動かしたい時のShift

Gキーで移動する際、またはRキーで回転する際、動きすぎて思った場所に止められない場合があります。そんな時はキー入力後にShiftを押しながらドラッグすることで小さく動かすことができます。

G→Shift

R→Shift

スナップして動かしたい時のctrl

10cm毎や1m毎など、特定の幅だけ移動させたい時があるかと思います。また、10度だけ回転させたい、5度だけ回転させたい場合があると思います。そんなときはキー入力後にctrlを押しながらマウスを動かすとスナップ移動ができます。

G→Ctrl

スナップ時の移動量はシーンビューに表示されているグリッドに依存します。

例えば視点を正面(テンキー1)、右(テンキー3)、真上(テンキー7)にしている場合、対象にどの程度ズームしているかでグリッドの細かさが変わるので、そこに表示されているグリッドの幅分だけスナップ移動します。

逆に正面(テンキー1)、右(テンキー3)、真上(テンキー7)以外の視点の場合、グリッドは1mで固定されます。
テンキーによる視点の固定をした上で、ズームでグリッド幅を調整することで、スナップをうまく使うことができます。

R→Ctrl
Ctrlを押している間は5度ずつ回転します

方向を固定したい時のX、Y、Z

頂点や辺、面を移動、回転させる際、特定の座標方向にだけ移動、回転させたいことがあるかと思います。
そんなときは移動や回転のキーの後に固定させたい方向のキーを打つことで移動や回転の方向を固定することができます。

G→X,Y,Z

R→X,Y,Z

XYZキーによる軸固定はトランスフォーム座標系に依存します。つまりトランスフォーム座標系をグローバルにしている場合、グリッドに表示された赤、緑、青の線にそって移動しますが、ビューにしている場合、視点依存になります。意図した方向に固定できない場合、トランスフォーム座標系を確認してください。

細分化はポリゴンの割りを下図のように増やし、より滑らかなモデルにすることができます。

細分化使用後に左下に出てくるオペレーターパネルを使うことで割り具合を調整しながら綺麗な球体を作ることができます。

オペレーターパネル 分割数

分割数は細分化の分割数を調整できる項目です。数値を増やすことで割りの数を増減させることができます

オペレーターパネル スムーズ

スムーズは細分化後にそのままスムーズをかけたい時に便利な項目です。0~1にスライドさせることでなめらかさ具合を調整しながらスムーズさせることができます。

「頂点をスムーズに」はモデリングを行う上で必ず出てくるポリゴンのガタツキを均してくれる便利なツールです。

「頂点をスムーズに」は繰り返し使用したり、調整を行うことの多い操作です。
オペレーターパネルを使用することで均し具合を細かく調整することができます。

オペレーターパネル スムージング

細分化のオペレーターパネルと同様、0~1をスライドさせることでなめらかさ具合を調整できます。
程よく均したい時の調整に役立ちます。

オペレーターパネル リピート

繰り返し操作を増減させてスムーズ回数の調整が行えます。
スムーズ1回では均しきれない時に便利です。

オペレーターパネル XYZ軸

チェックを付け外しすることで、特定の軸に限定したスムーズを行えます。
「上下方向にポリゴンを滑らかにしたいが、左右や奥行き方向には動いてほしくない」といったときに便利です。

お気に入り(Q)

ツールを右クリックすることでその操作をお気に入りに登録することができます。
登録した操作はQキーで呼び出すことができます

前回操作を繰り返す(Shift+R)

Shift+Rで前回のショートカットやツールをそのまま繰り返すことができます。階層の深いツールを何度か繰り返したい時や、連打したいツールを使う際に便利です。

その他にも便利な機能やショートカットは色々ありますが、今回はその中の一部を紹介しました!
作業スタイルによって便利さは変わると思うので、ぜひ色々試してみて、自分にあったものを探してみてください。Creators Guideでも、便利そうな機能を具体的な例を交えながら解説していければと思います。

Cluster Creators Guide|バーチャル空間での創作を学ぶならをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む