「レタッチ」でアバターの魅力を引き出してみよう!

皆さんは「レタッチ」というものをご存知でしょうか?

レタッチする前と後で、全体の印象がぐっと変わったのが分かるでしょうか。
魅力を引き出し、効果的にそれを伝える。これがレタッチです。

今回はクラスター社のデザイナーが、レタッチのやり方をご紹介します。

  • アバターやアクセサリーを制作・販売しているクリエイターの方
  • 自分のつくったアバターやアクセサリーをより魅力的に見せたい方
  • イベントやワールドのサムネイルなどを制作している方

一覧や共有時のプレビューなど、サムネイルは様々なところで目にされるものです。
たくさんの画像が並ぶなか、せっかくなら自分のつくったものに興味をもってもらいたいところですよね。

そんなときにレタッチというひと手間を加えてあげると、より魅力が際立ち、つくったものに触れてくれやすくなります。

今回はこちらのアバターの画像をレタッチしていこうと思います。
このままでもサムネイル等には使えそうですが、せっかくならもっと良く見せていきたいですね。

レタッチを行うには、Adobe PhotoshopやGIMPなどが活用できます。有料のものもありますが、自分のやりたいことに合わせてツールを探して導入を検討してみてください。

レタッチしていくにあたって、まずはどこを魅力的に見せていきたいかを考えてみましょう。

目が魅力的なアバターならその目を、光沢がきれいなアクセサリーならその光沢を、といったように、魅力的な点やこだわった点があれば、そこを強調してあげることを考えると上手くいきやすいです。

今回のレタッチでは汎用的なサンプルとして、魅力的なポイントになりやすく、効果の出やすい「顔」を中心にレタッチしていきたいと思います。

こちらのグレースケールにしたアバターの画像と写真をご覧ください。
アバターの方は影や光の情報が少ないため立体感が弱く、平坦な印象になっていることが分かるでしょうか?

鼻筋や輪郭など影の出る部分は暗く、頭頂部など光の当たる部分は明るくして、全体的にコントラストを強めてみました。立体感がぐっと増したと思います。

3Dモデルはその性質上、画像にすると平坦な印象になってしまうことが多いので、グレースケールで確認して、コントラストを強めてあげると立体感が出て、より印象的な雰囲気をつくることができます。

tips👉️
基準となる部分の色を編集ソフトのスポイト機能で取ってきて、レイヤーモードを影なら「乗算」、光の当たる部分なら「スクリーン」で、不透明度を下げて重ねると自然に馴染んでくれます。

強調したいポイントをより効果的に見せられるように、少し演出をいれていきます。

今回はアバターの顔を見せていきたいので、ほっぺたにチークを入れたり、目尻にアイシャドウを入れたりしてみました。合わせて髪の毛などにも少し色を入れています。

人型アバターであればメイクと感覚が近いですね。

tips👉️
光や影を入れたときと同じように、レイヤーモードの「乗算」や「スクリーン」で入れていくと馴染みやすいです。

演出の入れ方はレタッチするものによって様々です。

明るい雰囲気を出したいなら光を強く入れてみたり、逆に気だるげな雰囲気にしたいなら抑えめにしたりなど、目的に合わせた演出を入れてみましょう。

tips👉️
3Dモデルのレタッチの場合、イラストが参考になりやすいです。雰囲気の近いイラストをよく観察してみましょう。

ここまでは細部に注目してきましたが、一度引いて全体を確認して調整します。
強調したいポイントだけレタッチしていると逆に浮いてしまうので、他の箇所も少しレタッチします。

服などにも陰影を足したり、色味を調整したりしてレタッチしました。
メインのレタッチ箇所と同じくらいにやってしまうと差が無くなってしまい、強調の意味が薄れてしまうので軽くやるのがポイントです。

最後の確認として、背景をグリーンバックなど分かりやすい色にして、画面上に余分なものが残っていないかチェックしてきれいにしたら完成です!

ここまでレタッチについて紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?

内容を簡単にまとめると以下のとおりです。

  • 魅力的なポイントなど、強調したいところを中心にレタッチ
  • 3Dモデルは立体感を意識
  • 目的に合わせて演出を入れる
  • 最後は画面全体を見てバランスを取る

レタッチは、アバターやアクセサリーなどの商品画像に限らず、ワールド写真やイベントサムネイルなど、様々な場面で応用がきく技術です。

今回は軽いレタッチに留めてみましたが、少し手を加えるだけでも印象はぐっと良くなるので、ぜひ皆さんも試してみてくださいね。

記事をシェアしてワールド制作を盛り上げよう!

Cluster Creators Guide|バーチャル空間での創作を学ぶならをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む