Blenderでライトをつくってみよう

今回はBlenderでどんどんモデルを自作したい!という方向けに

  • ペンダントライト
  • スタンドライト

の2種のつくり方を解説していきます!

今回の環境
・Windows
・Blender3.3

今回も動画を用意しているので、細かい手順を確認したい方はぜひご覧ください。

ペンダントライトをつくる

まずは、電球部分をつくっていきます

  • メッシュの円柱を追加します
    • メッシュの追加「Shift+A→メッシュ→円柱」
      • 今回は頂点数20、半径0.03m、深度0.15mにしました!

先に原点の設定をしましょう

  • 編集モードに切り替え3Dカーソルを移動させてオブジェクトモードで原点の設定をします。
  • 編集モードに切り替え「Tab」
    • 3Dカーソルの移動「上の円を選択→Shift+S→カーソル・選択物」
  • オブジェクトモードに切り替え「Tab」
    • オブジェクト>原点を編集>原点を3Dカーソルに移動
  • 原点を編集したらオブジェクトの位置をリセットし、3Dカーソルをワールド原点に戻します
    • トランスフォームのリセット「Alt+G」
    • 3Dカーソルの移動「上の円を選択→Shift+S→カーソル・ワールド原点」

ここが天井に接地する部分になります

ではここから電球を吊るすためのコードをつけましょう

  • 編集モードで円柱メッシュを追加します
    • メッシュの追加「Shift+A→メッシュ→円柱」
    • 今回は頂点8、半径0.005m、深度0.2mにしました
  • さきほどつくった円柱の下に配置します
    • 移動「G→Z→-0.25」

ぴったり下に配置できました!

次に電球をつけます

  • UV球からつくっていきます
    • メッシュの追加「Shift+A→メッシュ→UV球」
    • 今回はセグメント16、リング16、半径0.03mにしました

今回はプロポーショナル編集を使っていきます。
プロポーショナル編集を使うことで直感的に電球の形をつくっていくことができます。

プロポーショナル編集
選択した頂点を基準に周囲の頂点を追従させて編集することができるツール
移動・拡大縮小・回転をさせる際にスクロールすることによって追従する範囲を決めることができます

  • 拡大縮小「S」
  • 移動「G」
  • 削除「X」
  • 面貼り「F」で電球の形にしていきます

できたらロープの下に移動させましょう

  • Z軸で移動「G→Z」

次にランプシェードをつくります

  • オブジェクトモードに切り替え、UV球メッシュを追加します。
    • メッシュの追加「Shift+A→メッシュ→UV球」
      • 今回はセグメント20、リング14、半径0.08mにしました
  • 編集モードに切り替えて電球と重ねたあと下のメッシュを削除します
    • 編集モードに切り替え「Tab」
    • Z軸で移動「G→Z」
    • メッシュの削除「X」
  • オブジェクトモードに切り替え、ソリッド化モディファイアーを追加します

そのまま適用しましょう

  • 適用したらランプシェード、本体hの順番で複数選択しオブジェクトを統合します
    • 本体選択→Shift+ランプシェード選択→Ctrl+J」
  • 最後に右クリック>自動スムーズを使用 で自動スムーズに切り替えましょう

編集モードで長さを変えるとセットにもできますね

スタンドライトをつくる

さきほどつくったペンダントライトを複製して編集してスタンドライトをつくります

  • オブジェクトモードでさきほどつくったペンダントライトを選択し
    • 複製「Shift+D」します
    • 複製元は非表示にしておきましょう
    • 非表示「H」
    • 再表示「Alt+H」
  • 編集モードに切り替えてランプシェードを削除します
    • 編集モードに切り替え「Tab」
    • メッシュの削除「X」
  • 次に全選択して3Dカーソルを支点に180度回転させて立たせましょう
  • 支点を変えるにはここを3Dカーソルにします
    • 戻すときもここから変えます
    • 全選択「A」
    • X軸で180度回転「R→X→180」

立ち上がりましたね

  • 今回は背の高いスタンドライトにしようと思うので電球部分を上にのばしますが
    • このままの長さでランプシェードをつけると卓上に置けるサイズのライトにもなります!
    • Z軸で移動「選択→G→Z→0.4」

90センチくらいの高さにしてみました

  • ランプシェードをつけていきます
    • 円柱メッシュを追加します「Shift+A→メッシュ→円柱」
      • 今回は頂点20、半径0.008m、深度0.25mにしました
  • Z軸で移動させ電球にかぶせ、下を広げましょう
    • Z軸で移動「G→Z」
    • 拡大「S」
  • 形が決まったら上下の面を削除して押出しで厚みをつけます
    • 面の削除「X→面のみ」
    • 押出し拡大「E→S」

このままだと浮いているのでランプシェードを引っ掛けるためのワイヤー部分をカーブでつくっていきます。カーブの詳しい使い方はこちらの記事で説明しています。

  • オブジェクトモードに切り替え「Tab」
  • ベジエカーブの追加「Shift+A→カーブ→ベジエ」
    • ランプシェードの大きさに合わせ、今回は半径0.08mにしました
  • 編集モードに切り替え「Tab」
  • 先に、オブジェクトデータプロパティ>ベベル>深度 でメッシュをつけておきます
  • ハンドルを一直線に揃え、右のハンドルを左の大きさに合わせます
    • 揃える「S→Y→0」
    • 縮小「S」

だいたいで大丈夫です

  • 全選択したまま右クリック>細分化を選択
  • 真ん中にハンドルが追加されました
  • 移動「G→Z」でランプシェードの上部分に移動させます
  • 拡大縮小「S」
  • 移動「G」
  • 回転「R」を使って輪っかをつくります

メッシュが重ならないようにわっかをつくるのがおすすめ

  • オブジェクトモードに切り替え右クリックからメッシュに変換を選択します
  • 編集モードに切り替え、複製し全選択横から見て中心を挟むように配置し、プロポーショナル編集の範囲を変えたり、オンオフを使い分けると編集しやすいです
    • 複製「Shift+D」
    • 移動「G」
  • 最後にオブジェクトモードでワイヤー、本体の順に選択して統合「Ctrl+J」し、右クリックから自動スムーズを選択したら完成です!

この後はこちらの記事が参考になります!

本体はどちらも同じ形なので制作しやすく、時短にもつながると思います。
色々なライトを置くことによってワールドの雰囲気もグッと良くなるのでおすすめです!

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