プリミティブなオブジェクトを組み合わせてUnityだけでワールドをつくろう

clusterにワールドをアップロードできる環境を用意しましょう!

まず、clusterにワールドをアップロードできる環境を事前に用意してください。

準備はこちらを参考にしてください。

はじめてのワールド作成

上記で紹介する方法以外ではテンプレートプロジェクトを利用するのがおすすめです。下記URLからテンプレートプロジェクトをダウンロードして、Unityで開くことで、clusterへアップロードする環境まで一気に準備することができます。
テンプレートワールドって何?って方はこちらの記事で導入方法を解説しているので、ぜひご覧ください。動画でも解説しています。

プリミティブなオブジェクトとは

Unity 上部のメニューにある GameObject > 3D Object から Unity で直接3Dモデルを作成することができます。

作成できるものは Cube、Sphere、Capsule、Cylinder、Plane、Quad の6種類です。

単純な形をしたオブジェクトを組み合わせることで建物や階段をつくったり、写真を展示するための画板をつくることができます。

モデリングソフトを使うことなくUnityだけで制作することができるので、Unityの操作を覚えたい方はまずプリミティブなオブジェクトを使って、制作してみるのがおすすめです!

キューブ / Cube

Cube は1辺が 1m の基準となっている立方体です。
Transform から縦・横・高さのそれぞれを調節することで壁や柱に変形したり、複数個組み合わせることで階段などをつくることができます。半透明のマテリアルを割り当てるとガラスとして表現できます。

球 / Sphere

Sphere は直径が 1m の球体です。
そのまま配置してボタンの代わりに使用したり、壁に半分埋めることで照明のようにも用いることができます。また、RigidBody などのコンポーネントをつけると物理演算を利用したボールにできます。

カプセル / Capsule

Capsule は直径が 1m の半球体の間に1mの円柱を挟み込んだ形で、全体の高さは2mです。
乗り物やアイテムの接触判定によく用いられます。Transform から細長く変形すると蛍光灯のようなオブジェクトをつくることができます。

円柱 / Cylinder

Cylinder は直径 1m、高さは2mの円柱です。
Collider の形状はメッシュに沿っておらず、Capsule のColliderと同じものになっています。Transform から高さを変更することで柱のように用いることができます。

平面 / Plane

Plane は10m x 10m の正方形の平面です。
作成すると XZ 平面に平行に配置されます。大きく平らであるため壁や床を表現することが適しています。また、Plane は片面しか描画されないため、裏側からは透明に見えます。

クアッド / Quad

Quad は 1m x 1m の正方形の平面です。
作成すると XY 平面に平行に配置されます。Quad も片面しか描画されないため、裏側からは透明に見えます。同じ平面を表現することができる Plane はポリゴン数が200、Quad はポリゴン数が2となっています。画像やパーティクルなどを表示する場合には、Plane よりも Quad の使用をおすすめします。

オブジェクトを組み合わせよう

これらのプリミティブなオブジェクトを組み合わせることで建物や家具など想像力で様々な物を作ることができます。

最低限必要なUnityの操作方法はこちらの動画で紹介しています!

まずは Cube を組み合わせて壁や床をつくっていきましょう。
階段は平たく伸ばした Cube を段違いに並べることでつくることができますね。内装の一つである棚も Cube を組み合わせるだけでつくれます。このように身近なものを簡略化して考えると Cube でも再現ができます!

次は照明器具を作ります。
使用するのは Cylinder と Sphere の2つです。円柱を小さく変形し、球体を半分埋めるように配置すればシーリングライトのような形になります。

また、Cylinder を並べて上に Cube を乗せると手すりを表現できます。

Capsule は高さを潰すように変形すると柔らかいクッションのような形になります。円柱などを組み合わせると椅子をつくれますね!

ここまで紹介したものはあくまでも一例となっています。想像力をふくらませ、簡略化して組み合わせると様々なものをつくれます!いろいろ試してみて下さい。

マテリアルを割り当てて、さまざまな質感を表現しよう!

次に組み合わせてつくった壁や床にマテリアルを割り当てることで様々な質感を表現できるようになります。

単色をそれぞれの家具に割り当てるだけでグンと表現力が上がりますね!マテリアルについては詳しくはこちらの記事を参考にして下さい。

光源を設定するとさらに表現力をアップ!

光源を設定するとさらに表現力をアップできます!

太陽の光を表現する Directional Light を配置します。Transform から角度を調節し、明るく美しく見える角度に調節して下さい。また、ライト形オブジェクトの下には Point Light を配置します。Point Light がオブジェクトの中に埋まっているとうまく光を照らせない場合があります。

ライトについては詳しくはこちらの記事を参考にして下さい。

ライトベイクで陰影を表現する

さらにライトベイクを行うことでよりリッチな見た目をつくることができます。
部屋の角や窓の陰影が付くことで深みが増し、Cube から作成されたようには見えなくなります。

ライトベイクについてはこちらの記事を参考にして下さい。

紹介したものを組み合わせると下記の画像のようなお家をつくることができます。
単純な形をしたオブジェクトも組み合わせることでいろいろな表現ができるので、試してみて下さい!

7月のお題企画「プリミティブ・ワールド」

毎月発表されるお題に沿って期間内に制作物を投稿していただく企画・clusterお題企画。
2022年7月のお題企画は今回の記事で紹介したプリミティブ・オブジェクトを使った「プリミティブ・ワールド」
記事を読んで興味を持った方はぜひ挑戦してみてください!
詳細はこちら

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